異分野と思われる素材であっても、特性を見極めた上で取り込み加工し、新たな素材として製品開発に取り組んでいます。
■卵の薄皮を紙材料に応用し、本来持つ油分を吸収する性質とヒトの細胞に対して高い親和性を持つ特徴を利用した「あぶらとり紙」を商品化
■鶏の羽根を微粉砕して紙原料に応用、羽根が持つ撥水性を利用した製品開発に成功

■酸化チタンを紙に担持させる技術はすでに知られていますが、光触媒自体が樹脂等で被膜されてしまうため触媒機能が著しく低下してしまう問題や触媒の酸化力によって紙自身が短期間で劣化してしまう問題がありました。
■それらの問題に対し、繊維上に酸化チタンを凝集・シート化させる技術開発に成功し、この問題を解決。これにより高性能な環境浄化機能を有するフィルターとして空気清浄機への応用が考えられています。
■また、環境汚染物質を分解できる酸素を分離し、触媒を作成する方法も開発。その触媒を紙と融合させ、環境浄化機能を有するフィルターの開発にも取り組んでいます。

■マイクロカプセルという極微細なカプセルの中に発色物質を封入する技術を開発。一定時間経過すると周辺環境の水分や化学物質等によりカプセルが溶けて、発色物質が表面に放出され、発色する仕組みです。本カプセルを紙に付与することで、機能紙の開発を行いました。
■本技術を活用すれば、たとえば契約書などで期限が来る(一定時間が経過する)と紙の色が変色して、お知らせをするとか、外部に漏洩しては困るような重要情報が書かれた紙は一定時間が経過すると変色して情報が読み取れなくなるといったアイデアが提案されています。
